【傍聴メモ】議会運営委員会(9/16)-1/2

9月13日の総務財務常任委員会を傍聴したと書いて以来、更新をしておりませんが、14日の健康福祉常任委員会、15日の市立病院検討特別委員会、16日の議会運営委員会を傍聴いたしました。

健康福祉常任委員会傍聴の際には、ノートを忘れるという大失態を犯しました。また、市立病院検討特別委員会では、条例の改正案と共に、補正予算案について話し合われたのですが、正直申し上げて、予算については自信がない部分もありますので、まずは議会運営委員会について書きたいと思います。

委員会についてはインターネット中継がなく、録音も許可されておりませんので、ノートに書いたメモが頼りです。以前よりは「傍聴しながらメモを取る」ことには少し慣れましたが、まだまだ自信がなく、今読み返して意味が分からない部分もたくさんあります。また、素人ゆえに、根本的な部分で理解できてない部分もあると思います。

ですから、「こんな雰囲気だった、と私が感じた、ような気がする」位の感覚で読んでいただければと思います。正直言って、メモも不十分で記憶も曖昧な部分は、変な言い方ですが表現に「作り」が入っています。大分先になるかと思いますが、正確な会議録も出来上がった際に、このメモがどの程度正しかったか、検証して訂正したいと思っております。果たしてどの程度合っているのか…。

まずは、「請願者の趣旨説明」「紹介議員の説明」について書きたいと思います。続きは、明日以降別記事で書きたいと思います。

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〇場所
第二委員会室

〇委員
委員長:市川恵一(市民クラブ)/副委員長:伊東英一(公明党)
石井勇(まつど自民)/原裕二(政策実行フォーラム)/箕輪信矢(清松会)/木村みね子(まつど自民)/宇津野史行(日本共産党)/織原正幸(公明党)/諸角由美(公明党)/ 岩堀研嗣(市民クラブ)/二階堂剛(政策実行フォーラム)/田居照康(まつど自民)

〇審査対象
請願第5号:個々の議員の「議案に対する賛否の公開」を求める請願
( http://ameblo.jp/sekine-jiro/entry-12196458939.html )

〇紹介議員
DELI 議員、関根ジロー議員、増田薫議員、谷口薫議員(いずれも、政策実行フォーラム)

<請願者の趣旨説明>
現在松戸市では各議員の議案に対する賛否態度は公開されておらず、情報に裃を着せているようなものである。これでは、選挙で候補者を選ぶときの参考にはならない。各議員の賛否態度を、議会だよりとホームページに載せてほしい。そして、今後も積極的な情報公開に努めてほしい。

<紹介議員の説明>
〇DELI 議員
かねてよりこの問題に関心を持っていた。広報委員会のメンバーとして、アンケート調査なども行って、「掲載してほしい」という声も聞く。また、市外の議会関係者や市民から「まだ、賛否公開してないの?」と言われることもある。こういったことから、今回この請願の紹介の依頼を受けることにした。

<紹介議員に対する質疑>
〇箕輪信矢委員(清松会)
4年前にほぼ同じような陳情が出されていて、その時の会議録を見た。その際の議論の中で、各議員の賛否を議会だよりやホームページに掲載するには、会議規則を変更しなければ正式なものにならないという意見が出され、結果陳情は否決された。今回同じ願意の請願を出すにあたって、この議論を発展させるようなものは何かあるのか。

→DELI 議員
4年前の会議録は私も読んだ。現在松戸市議会で行われているのは、簡易採決や起立採決だが、議会だよりに賛否を載せること自体は違法ではない。ただしこの現状だと認定はできない。まずは、「賛否の公開をする」ということを決め、その為に議決方法をどうするか議論をすればいいと思う。

〇箕輪委員
認定を行うには議決方法をどうするかが不可欠だが、この4年間会議規則変更の発議等がなされていないのは不思議。請願者と会議規則の変更等が必要だということは話したのか。

→関根議員
「会議規則の変更等を行う」ことは「賛否を公開する」ということと同じ。(※この後、だから「請願者と話した」のか「話していない」のか、という部分はメモできず忘れてしまいました。)

〇箕輪委員
今回の請願の願意と考えを同じにする議員が、この4年間、何が優先順位か考える中で、議員提出議案を出す考えはなかったか。(※この質問の中で、「議員提出議案には、質疑・討論がない」旨の発言があったと記憶していますが、これがどう質問と絡むのか忘れてしまいました。)

→DELI 議員
私の場合は、2年前に議員となったのが、広報委員会の委員として現状を変えていこうと考え、やってきた。今回市民から請願の申し出があったので、それに応えることにした。

〇二階堂剛委員(政策実行フォーラム)
会議規則を変えるには、その必要性がないと変えることはできない。議員提出議案を出すのもなかなか難しく、陳情・請願等がきっかけにならざるを得なかったということはないか。

→増田薫議員
開かれた議会を目指そうという雰囲気は議会全体になかったと思う。DELI 議員が本会議でパネルを使いたいと申し出たが、拒否されたりもした。

〇二階堂委員
請願が通れば、会議規則を変えようという動きになる、という意味に理解した。

〇原裕二委員(政策実行フォーラム)
4年間なぜ何もしなかったという疑問は当然あると思う。ただし、公開の方針が決まらないと、採決方法も決められないのでは。今回の請願で、賛否を確認する方法はどうするのか。

→DELI 議員
公開の方針が決まらないと、採決方法も決められないのはその通りだと思う。金沢市の例だと、目視と事後の確認作業を並行して行っていて、そんなに難しい話ではない。

〇原委員
公開方針があってから、採決方法を決めるということで理解した。

〇宇津野史行委員(日本共産党)
この4年間で、他自治体の状況はどう変化しているか。

→DELI 議員
全国でみると、2015年の朝日新聞の調査によると、52%の自治体が公開している。4年前の3倍の数字。市議会・区議会に限って言うと、4年前の17%から65%に。県内では、今年7月25日の報道によると、37市のうち公開していないのは6市のみ。(※この後、議会報への公開とウェブページ公開の内訳についても説明があったが、詳細はメモ取れず。)

〇宇津野委員
各会派ごとの賛否公開は松戸市でも4年前に行っている。4年前の議論では、「ただ賛否公開だけだと、誤解を与える」という意見があった。どういう解決方法が考えらえるか。

→関根委員
議員個人の賛否を公開してほしいという、この請願が市民から出されたことは大きい。この4年間の時代の流れもある。議会報のあり方も時代に合わせていくべきだと思う。

〇宇津野委員
(※ここの部分の質問がどうしても思い出せません。「議会報の役割は固定的に見ないほうが良い」ということは最初に言ったかと思います。その後、「討論時間の制限」「投げ込み」「反対者」というメモはあるのですが…。)

→増田議員
正確にキチッと書くことが重要。

〇岩堀研嗣委員(市民クラブ)
この請願の願意に沿う場合、どれ位予算が必要か。

→DELI 議員
議会だよりのページ数ごとの計算は次の通り。現状の8Pの場合、印刷代が 6.18円×174,000部×年4回=4,301,280円、折り込み手数料が 7.25円×174,000部×4回=5,046,000円、合計 9,347,280円。10P の場合、印刷代が 16円×174,000部×4回、折り込み手数料が 9.2円×174,000円×4回で、合計 17,539,200 円。12P の場合は、印刷代は 10P よりも安く 14円×174,000円×4回、折り込み手数料 11.25円×174,000部×4回、計 17,574,000 円。(※この数字も、一部計算と合わないものがありましたので、計算が合いそうな数字に直しました。)

〇石井勇委員
議会だよりでの賛否掲載は、一年間やって結局問題があったから、やめることになった。当時関根議員は、広報委員会の委員だった。どうして、その後議員発議しなかったのか。また、「マルバツよりも中身が重要じゃないの?」という議論や、「付託をされている議員は、それぞれの判断で公開すべきなのでは。」という議論があった。これをどう考えるか。

→関根議員
賛否の公開をしないことを、市民は「進展がない」と思っている。「単なる賛否だと誤解する」というが、他市の例はいくつもある。「なぜ議員発議を行わなかったか」については、どういう方法で公開を行うか定まっていない中で、発議しにくいし、当時私は3人会派にいたので、4人以上の賛同者が必要となる議員提出議案はなかなか難しかった。

→増田議員
何で、これまで発議を行ってこなかったかという点については、反省すべきところがある。「議員は市民に付託されている」とはいえ、全権を委任されているとは思わない。

〇二階堂委員
この請願を願意を実現する上で、「こういう安い方法がある」というのは何かあるか。また、請願者はわが会派にだけ来ているわけではないということだったと思うが、それで正しいか。

<ここで、委員長より「各会派に請願が回ったのはというのは、どういうことか」との確認。請願の依頼のため、請願者が各会派を回ったとの事。>

→DELI 議員
他の自治体では色々な方法で行っていて、2~3P増やさなくてもいい方法はあると思う。例えば、賛否が分かれたものだけ詳細を記すとか。請願者が各会派回った事実については聞いている。

〇織原正幸委員(公明党)
この請願で言う「議案」の範囲はどこまでか。「市長提出議案」のみなのか。決議案や請願、陳情は含まれないのか。

→DELI 議員
すべて含まれる。

〇織原委員
誤解なく正しく伝えるためには、それなりにスペースは必要で、議会だよりに乗せていた時も丸々1Pは使っていた。全議員だと3P位は必要ではないか。議案の件名と賛否だけで、誤解を与えるとは思わないか。

→DELI 議員
誤解を与える可能性はあると思うので、それを内容に補足する必要があると思う。

〇織原委員
一般質問は「主張」だから問題はないと思うが、賛否の場合市民に誤解を与える可能性がある。市民が理解できないのではないか。

→DELI 議員
誤解を与えるかどうかやり方次第だと思う。

〇織原委員
賛否公開をしている自治体の事務局に聞くと、「分からない」というクレームが来るときいている。

→DELI 議員
市民からは知りたいというニーズがある。松戸市が特別できないということは無いと思う。どうしたら出来るか考えるべきだ。

〇織原委員
(※ここで、ある定例会に出された請願を例にした説明でしたが、それがいつのどの請願か忘れてしまいました。多分、前回の6月定例会の例だったと思うので、そうだと仮定して書きます。)
例えば、「ゆきとどいた教育を推進するために3年生から順次35人以下学級をもとめる請願」という件名賛否が書かれた状況で、市民の人たちは理解できるだろうか。

→増田議員
この請願を採択するかどうかは、具体的な議論の前に、賛否の公開に向けて前向きに検討するかどうかの話だと思う。(※かなり自信がないです。)

〇織原委員
過去に会派の賛否と討論を載せたことがあるが、44人の賛否と意見を載せるのは無理だと思う。

〇原委員
議会報では誤解が生まれる可能性という意見もあるが、議会報とホームページの内訳について、県内の公開状況はどうか。

→DELI 議員
(※メモ取れず)

〇原委員
議会報を使っているところが圧倒的に多い。ホームページのみは少ない。「会派単位」ではなく、「議員個人の賛否」でなければならない理由は。

→DELI 議員
我々は、比例代表で選ばれたのではない。あくまで個人で選ばれたので、「個人単位」で賛否公開が必要。

〇原委員
賛否を確認する上で間違いがないように、他市ではどんな対策をしているか。

→DELI 議員
白山市や高知県の例では、目視による確認がメインで、後で紙による確認を補助的にしている。このやり方が松戸ではやりやすいのでは。

〇原委員
高知県議会の例は、私も思い出した。列ごとに職員が見て確認する方法だった。

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